ストレスから逃れるために転職
目次
- 職場のやり方が合わず、体調を崩した
- 次第に重くなる責任とハードワークとストレス
職場のやり方が合わず、体調を崩した
K.T(29歳・女性)
学歴:大卒
業種・職種:個人事務所の事務→ゲーム会社の事務
年収:144万円→264万円
利用した転職手段:ハローワーク、パソナキャリア、リクナビNEXT、@type、とらばーゆ、はたらいく
転職しようと思ったのは、職場のやり方が合わないと思ったからです。求められることのレベルが高すぎたり細かすぎたりして、「自分の持つ能力より2つ上のことを考えて行動して、やっと普通」程のレベルの所でした。
小さい事務所だったので相談できる先輩もおらず、必死に仕事をこなそうと努力しましたが体調を崩してしまい、退職を決意しました。
転職サイトやハローワークはよく利用していました。転職サイトは、リクナビNEXT、@typeは情報が豊富だと思いますが、とらばーゆ、はたらいくは自分に合った仕事はなかなか見つけられませんでした。仕事を辞めて1ヶ月弱程で、前々から登録していたパソナより緊急で仕事の案内を受けました。前職の経験が生かせ、即日から働けるとのことだったので、すぐに話を進めていただきました。
転職先は一般企業で、これまで私が個人事務所で行っていた業務を、企業内の1つの部署でこなしていくという感じでした。派遣社員として働くことになったので、給料はずいぶん上がりましたし、大きな企業だったのでいろいろな社員さんがおられて、とてものびのびと仕事をすることができました。そこでは個人のやり方を尊重していただけ、本当に働きやすかったです。
転職活動は、それまでも何度か行ってきましたが、精神的に辛く、孤独になりがちです。そういう時はハローワークの就職支援や派遣も視野に入れて、誰かのサポートを得るとよいと思います。
次第に重くなる責任とハードワークとストレス
H.Y(41歳・女性)
学歴:短大卒
業種・職種:産婦人科の医療事務→国立病院の医療観察事務
年収:450万円→200万円
利用した転職手段:Indeed、ハローワーク
わたしは卒業後、6年間一般事務を経験し、その後医療事務の資格を取得し13年間医療事務に従事しました。医療事務の派遣などを経験したのち、産婦人科医院にて約10年間正職員として勤務しましたが、昨年末40歳で退職し、今年国立病院の非常勤事務として再就職いたしました。
産婦人科では生命の誕生という現場で働くことにやりがいを感じ、受付、会計、病棟クラーク、レセプトとさまざまなことを経験し、レセプトの責任者も任されていましたが、やはり次第に重くなる責任とハードワークとストレスにより、退職を決めました。接客の難しさというものも痛感し、医療事務を続けていくことに自身が持てなくなった時期もありましたが、ハローワークやさまざまな転職サイトで求人を検索していくうちに、国立病院などの大病院での非常勤事務員の募集が目にとまりました。
今までは個人病院での勤務で、個人病院ならではの苦労もありましたので、非常勤とはいえ大病院で勤務することに魅力を感じました。しかも、直接の窓口対応ではない事務職ということも魅力的でした。
医療機関はそれぞれのホームページに職員募集のページがあり、さまざまな病院をチェックした結果、一つの医療機関に履歴書を送付しました。結果、すぐに面接の連絡をいただき、面接の翌日には採用通知をいただきました。
退職してから、再就職までは6ヶ月でしたが、あせることなくじっくりと考え、さまざまな求人を見ながら自分のスキルとライフスタイルを考慮して活動できたことが良かったと思います。無職期間が長くなるとどうしてもあせってしまうと思いますが、妥協して決めても決して良い結果にはならないと思います。
今は時間的にもだいぶ余裕が生まれ、心も体も健康的になり、とても毎日が充実しています。休日も今まではシフト制だったのが、土日、祝日としっかり休めるので夫婦で過ごす時間も増えました。ぜひみなさんにも、あせらずじっくり決めることをお勧めします。